見積書には、現場で積み重ねた経験がある。
どんな工事に、どの項目を計上し、どの単価を使ったのか。過去の見積には、一件ごとの仕事を通じて積み重ねた経験が残っています。
その経験は、必要なときに取り出せてこそ役立ちます。案件や協力会社によって異なる見積の表現から、参考になる実績を探し、今回の条件と照らし合わせる。そこには、担当者の知識と時間が求められます。
アンポとドットログが取り組むのは、この蓄積を日々の見積づくりに活かす仕組みです。担当者の経験と会社に残るデータを結び付け、次の案件でも、ほかの担当者でも使える知識にしていくことを目指しています。
「似た工事はあったか」から、見積の下書きまで。
工事の内容や条件を言葉で伝え、過去の実績を参照しながら見積の下書きをつくる。そこに担当者の判断を加え、見積書として仕上げる。この一連の仕事を、AIと操作画面でつなぎます。
工事の条件を伝える
今回の工事の内容や条件を、言葉で入力。
過去の経験から下書きをつくる
近い案件や単価実績を、今回の見積に活かす。
担当者の判断で仕上げる
チャットと見積表で、項目・数量・単価を調整。
いつもの見積業務につなぐ
確認した見積を、Excel・PDFとして出力。
参考になる実績を、探しやすく
今回の条件に近い過去案件や単価実績を検索・参照し、見積づくりの判断材料として提示します。蓄積された実績をたどれるようにすることで、社内にある知識を共有し、引き継ぎやすくする狙いがあります。
会話しながら整え、見積書として使う
下書きを起点に、チャットと見積表を見比べながら工事項目・数量・単価を調整。担当者が内容を確かめて仕上げた見積を、Excel・PDFに出力します。実績を探すところから書類を整えるところまで、普段の仕事に沿った使い方を形にしています。
現場の知識と、システム開発の力を持ち寄る。
同じ工事項目でも、条件が変われば見積の考え方は変わります。過去の数字をどう読み、今回の案件にどう活かすか。その業務理解を、仕組みづくりの出発点にしています。
アンポが持つのは、見積業務の知識と、実際の仕事から蓄積された実績。ドットログは、それらを活用するためのデータ整理、AI、操作画面の開発を担います。情報の探しやすさや修正のしやすさを現場の視点で確かめながら、日々の業務で使える形にしていきます。
大切な業務情報を扱う仕組みとして
見積や原価は、経営に関わる重要な情報です。誰がどの情報を閲覧・編集できるか、操作履歴をどう確認するかも、利用体制に合わせて設計する対象です。機能と運用の両面から、業務に根付く仕組みを目指しています。
見積から原価管理へ。工事の採算を見渡せる仕組みに。
今回の取り組みを起点に、今後は見積・原価・資材の情報をつなぐ構想を描いています。
- 作成・修正した見積を蓄積し、次の案件の参考にする。
- 協力会社の見積と受注時の見積、実際の原価をつなぐ。
- 図面や資材情報も活用し、工事ごとの採算を捉える。
現場での見積判断から、経営の採算判断まで。必要な情報をつなぎ、一件ごとの仕事で得た知識を会社全体で活かしていく。アンポとドットログは、その土台づくりを進めています。


